焼酎夜噺

  • 第一夜 焼酎発見伝

    焼酎が日本で飲まれ始めたのはいつ頃からか。十六世紀後半との説もあるが定かではない。ところで、「焼酎」の文字が記さ…
  • 第二夜 焼酎健康憚

    焼酎を飲むと 二日酔いになりにくいとは、酒好きの間で古くから言い交わされるところである。適量をたしなむことによ…
  • 第三夜 焼酎人情噺

    鹿児島では「焼酎を飲もうか」という代わりに「祭りもんそか」という場合がある。 御神酒として酒を神聖視した民族的伝統…
  • 第四夜 焼酎風土記

    「味噌なめて 晩飲む焼酎(しょちゅ)に毒はなし 煤けかかに 酌をさせつつ」これは、鹿児島県出水市にある開墾記念…

  • 第五夜 焼酎作法道

    現在、 最も一般的な焼酎の飲み方といえば、六・四、五・五 といったお湯割りであろう。あらかじめ暖めたグラスに好み…
  • 第六夜 焼酎にブームはない

    ブームである。本格焼酎の、である。正確には第四次ブームといわれている「ロクヨンのお湯割り」が流行語となっった一九

  • 第七夜 白である、黒である。

    現在日本の清酒造りには黄麹が、本格焼酎造りには白麹と黒麹が使われている。ところで、明治四十年代までは、本格焼酎も…
  • 第八夜 生涯の伴侶

    幻と呼ばれる焼酎がある。プレミアのついた焼酎がある。 酒販店やインターネット上では「稀少の…」とか「入手困難」と…

  • 第九夜 ラベルが語るもの

    焼酎にも、顔がある。お湯割りを飲みながら、近頃そんなことを考える。 カウンターに並ぶ焼酎のラベルの中に、いろんな…
  • 第十夜 黒の本流

    ・国鉄分割・民営化。・俵万智「サラダ記念日」。・利根川進博士ノーベル賞受賞。・衣笠・江川、現役引退。・そして…

  • 第十一夜 黒の逸品

    薩摩焼きを大きく分けると 白もんと黒もんがあり、 前者は藩主の専用窯、いわゆる御用窯として、後者は庶民の雑器とし…
  • 第十二夜 裸の焼酎

    清酒ならば風呂敷に一升瓶を小粋にくるんで、ぶらっと下げて親しき家に届ける。焼酎は一升瓶を二本ならべ、首に紐をかけ…

STAY UP TO DATE

Submit your email to get updates on Island products and special promotions.