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◆妊娠早期には少量のお酒でも油断は禁物

欧米諸国ではアルコール中毒にかかった妊婦から出産した子供に、小脳症や、顔面の異常、発育不良、知能の低下、心臓奇形などがあらわれるという報告が相次いでいます。

これらの症状には共通したものが多く、胎児性アルコール症候群と呼ばれています。 このような子供が生まれるのは、母親がアルコール中毒になっている場合だけに限らず、中には妊娠早期(妊娠2〜3ヶ月)に2〜3回のカクテルパーティーなどの機会にウイスキーならば水割りで5〜6杯(シングル)を飲んだというだけでも見られるという報告もあります。

◆精子より卵子に影響を及ぼしやすいアルコール

アルコールの胎児に及ぼす影響は、妊娠早期を除けば、ビール1本程度ならほとんどないと思いますが、その保証はありません。

しかし、アルコールは精子より卵子に影響を及ぼしやすいのは事実ですので、妊娠早期(妊娠2〜3ヶ月)における飲酒は危険ですから、飲まないようにしたほうがよいでしょう。

◆短期間でなってしまう女性のアルコール中毒

男性の場合、10年15年と、お酒が好きで毎日のように飲んで、その結果中毒になってしまったという人が多いのにくらべ、女性の場合は、比較的短期間で中毒になってしまうケースが多いようです。

その理由として考えられるのが、お酒の飲み方です。女性の場合、さびしい、苦しいといった、現状からの逃避手段としてお酒を飲む、帰りの遅い夫をいらいらしながら待っている、その気持ちを落ち着けるために飲み始めた一杯のお酒がきっかけで、以後それが習慣となって昼となく夜となくお酒をのまずにはいられなくなった、あるいは、寝つけないので口にしていた一杯がだんだんふえて、アルコール中毒になったというケースが多いのです。

好きで飲んだお酒の結果ではない、情緒的なことがきっかけでアルコール中毒に結びついていく、というのが男性のそれと明らかに違うところです。 特に主婦の場合は、一日中家にいて、飲もうと思えばいつでも飲めるという状況も関係しているようです。

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