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焼酎の質の良否は、専門家の利き酒によって判定されます。 利き酒とは、実際に焼酎の味や香りを、口と鼻を使って調べるので官能評価とも呼ばれています。

品質を分析する化学テストもありますが、味の判定は人の感覚に頼るしかありません。 特に焼酎の熟成度やブレンドの微妙な効果を確かめるには、利き酒の方法しかなく、たいへん重要な仕事のひとつです。

普通、焼酎をアルコール分25度または20度に割り水して調整し、胴太の透明グラスに7分目ほど注いで行います。 まず、液体の色や照りなどに注目し、濁りの有無を確かめます。 次に、グラスを掌のなかで揺り動かし、鼻を近づけて「上立香(うわだちか)」を嗅ぎ、ガス臭はないか、芳香があるかなどをチェックします。

それから口に少量を含んで、その瞬間の「引き込み香」をみます。 さらに、舌の全面に焼酎を広げて味をみると同時に、吸気を鼻に通して香りを吟味します。 それから焼酎を吐き出し、口に残った「後味」と「残り香」を判定します。

以上を総合して、専門家は香味の調和・不調和を次のような基準で採点します。

非常に良い 1点
良い 2点
普通 3点
悪い 4点
非常に悪い 5点

本格焼酎は、もともと生産地地域内で消費される地方色の強い酒でしたが、今日では流通や情報の発達により、都市を中心に市場が拡大してきました。

消費者の幅広い好みに合うよう多種多様の本格焼酎が造られています。

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